2008年2月7日木曜日

黒胡麻が多い和田萬商店の黒五



















最近、京都、大阪に出張の度に気にかかっていたのが、「オタベ」で象徴されるお土産の黒のブーム。

和田萬商店,サイエンスでも、黒五のペースト、粉末を扱っています。

ちょうど、プレゼンのチャンスがあり、情報収集に、中国からの輸入メーカー・k社を訪問させて頂きました。

この時、初めて、和田萬商店は黒ゴマ(ミャンマー)を多くした、オリジナルブレンド処方と知りました。

また、改めて日本に黒五そのものが上陸した経緯を伺い、効果を再認識した次第。
(結局私も、なんだかカラダに、よさそう、色素には健康効果がある、程度の浅い認識だったのです)


■黒五の日本参入経緯は・・・

●黒五は95年に、国龍江省の大豆の研究所で、30種類以上の食品からなる「黒類」として研究され、現・ 黒五本舗の社長がこの素材に目をつけ、5種類に原料を絞り込んだのが発端。

●この原料を某デパートの食品研究所が研究し、その効果に注目、自社ギフトへの展開と、様々な食品へ添加し、健康価値を高めた商品開発が開始された。

●3年間の独占販売後、他のデバートのギフト商材にも取り上げられる。

●マスコミ、女性誌で、黒五の健康効果、陰陽五行説、生命力、パワー源になる、「腎臓」に活を入れる黒い食べ物として紹介され始める。


黒五は、健康食品から一般食品への流れではなく、ギフトの付加価値素材として大手食品メーカーが、その味を生かすよう商品開発に時間をかけた点が、おもしろい。

今では、十数年前からの「野菜・色素」のフィトケミカルの研究のバックアップもありすっかり、黒の健康イメージが定着。

今度は、個々の原料が、各々クローズアップされつつあるのが、ユニーク。
まるで、五人で売り出して、個々にCM、ドラマ、映画と活躍しているスマップのよう・・・・。

ただちょっと気になるのは、ここ数日、蔓延している中国の殺虫剤中毒事件の影響。

中国原料として消費者の反応は、と率直にk社のR部長にお尋ねすると、

「ブームならそういうこともあるかもしれなが、この原料はブームではない、それに、食品の問題が起きる度に、、原料の品質を理解してもらうために拡販より企業に誠意をもって対応してきた」

と力強い言葉を頂き感激。


わだまんサイエンスのユーザーにも、自信をもって薦められます。

R部長、これからは、もっと、生サプリ、製パンに黒五を展開していきましょう!