2010年12月23日木曜日

キヨスミ製菓の新工場



胡麻クランチ、マシュマロですっかりお世話なっているキヨスミ製菓の新工場が11月19日に開設。

年末押し迫る中、早速、製造の立会に訪問させて頂きました。
正面玄関もすっかり変わり、今後は、かなりゆったりとした1階の事務所で商談ができそうです。



●エアーシャワーも1階と2階と2か所に設置。



●2階が広々した作業スペースに。




●ピーナッツそのものを固めたような、円形の豆菓子をラッピングするユニークな充填機に思わず見入ってしまいました。



●この日は、朝一番で広告用の「リグナン胡麻ペースト」の撮影に、40枚ほどこんな写真を撮り続けました。
 これは、没にした中の1枚。


※「リグナンリッチ胡麻ペースト」は、セサミンが約1%、「リグナンリッチオイル」より価格的には、菓子向きの素材です。

2010年12月12日日曜日

脱脂胡麻使用のキャラメル



リグナンリッチオイルの製造の時に、大量で産出されるのが、脱脂胡麻の「セサミファイバー」。

今これは、「セサミントン(豚)」という黒豚の餌にも使用されていますが、飼料や肥料だけでは、とても使用され切れていないのが、現状です。


来年からシリアルバー、粉砕した原料を積極的に展開しようと思っていますが、すでに市販されている商品でもキャラメルに利用されていました。

●これは、10年ほど前の商品ですが、とても胡麻風味が生きたキャラメルでした。

●かなりリグナン、胡麻の健康価値についても表示がされていました。



●個包装にも胡麻の逸話がしっかり。





●過去、廃版になったお菓子の中には、また復活してほしものが結構あります。


●味覚糖の特濃ミルク「黒ごま」もそのひとつ。


またリバイバルして’毎日の元気’を応援して下さい。



●脱脂粕に含まれるたんぱく質は,熱によって変性して利用が困難ですが、,酵素や微生物による分解物に機能性成分が認められることが報告されています。
また,大豆と混合し微生物によって発酵することで抗酸化性が高くなることも報告されており,味噌などの加工食品への利用が考えられています。

<参照>
※ 宮原由行ほか:Absidia corymbiferaを利用したゴマ脱脂粕中に含まれるセサミノール配糖体のセサミノールへの変換, 日食工誌, 48, 50-53(2001)

※ 森 貴芳ほか:未利用資源ゴマ脱脂粕に含まれる蛋白質の有効利用,Sesame Newsletter, 7, 24(1995)
※ 小泉幸道ほか:ゴマおよび大豆の微生物処理による新しい機能性の発現と利用,Sesame Newsletter, 7, 25(1995)

2010年12月7日火曜日

ブログレヨコヤマで和田専務、久綱課長と。八尾工場での説明会


今年12月に和田萬商店をリタイアされる和田専務に、この日は感謝をこめて久綱課長とプログレヨコヤマで。

(といっても、主役の専務にすっかりご馳走になってしまいました。)

パワフルで、商品開発に対してはいつもシビアーで、でも暖か~いコメントを下さるのも専務でした。

来年は、Wサイエンスはどうしたらよいのでしょうか?という不安に対して、専務からは、陰ながら応援OK、のお言葉を頂き、安心しました。

いつまでも、専務の追っかけで居させてくださいね!


●専務の旺盛なサービス精神には、いつも感服致します。




●猪の肉にワサビ、塩、と一緒に金胡麻(右端)が。



●オードブル:’えびせん’とクリームチーズ(レーズンバター?)。
 歯触りのコントラストが絶妙です。

●このお店は、実は、7年前の前職時代にも、一度専務に御紹介頂いたことのあるお店でした。
 あたふたと、帰り際にも、お願いした横山シェフの手書きのメニューです。



●この日の午後は、八尾でリグナンオイルのお客様への説明会も。
     原料を前に久綱課長が和田萬商店の自慢の国産胡麻の説明を。
 


●リグナン胡麻は1コンテナ19トン前後で輸入されます。
 1袋50kgは担げる人も少ないでしょうね。
 胡麻はこれからマグネットを8回も通される綿密な選別工程をとられます。




●10回以上も八尾工場に来ていて、胡麻洗浄工程は初め観ることができました。



●たまたまペーストの製造中。
 出来立てのペーストがこんなに熱いのは意外でした。



●毎日の出荷はいつもこんなに遅いんですね。
 丁寧な取り扱いに感激です。


●今年も八尾工場には数回足を運び、スタッフの方にはお世話になりました。
 来年もよろしくお願いします。