2011年6月26日日曜日

伊達先生を訪問、胡麻スプラウトの水耕栽培


スプラウトは、ベビーリーフというのが正式な名称だと初めてしりました。

この日は、大阪大学の畑先生の紹介で、KYOTO府立大学でゴマを水耕栽培で栽培試験をされている伊達先生を訪問。

耕栽培には、全く知識のないた私には、先生の研究は、まるで植物への栄養素療法のような印象を受けました。




●胡麻スプラウト(ベビーリーフ)は、芽がでて15センチくらいの丈を考えていましたが、 伊達先生は、もう少し育った30センチくらいの丈(3週間くらい)「葉菜」の栽培環境について試験をされています。



●ちょうどホウレンソウくらいのゴマ若葉は、炒めるとちょうょうどゴーヤチャンプルのような味になるとか。



●昨年展示会で観た塩味が特徴の「アイスプラント」も、もう市場でみかけるようになりました。



近い将来、胡麻・ベリーリーフが、スーパーに並ぶ日に期待!

2011年6月19日日曜日

京都の老舗油屋・西川さん



6月初旬、雨の中京都の油屋店、2軒に立ち寄りました。
5月の出張時は、農水局で時間がとられて止む無く断念、今回は新大阪の前に・・。

以前は、京都に50件ほどあった油屋さんも今では、この2軒に。
「油屋西川」さんは、太田油脂の服部係長から見学を勧められたお店。


●西川社長は、さすが油屋さん、舌のすべりも滑らかに、昔の製造方法、道具等説明をしてくれました。



●これは、ちょうど1/10の大きさの「昔ながらの圧搾機」


●今では、圧搾機の図面や資料もここにしかないとか・・・。





●小分け作業をしていると、店の外まで香り立つ、胡麻油が自慢の1品。焙煎温度がポイントとか・・。


●和田萬の金すり胡麻もご賞味頂き、香りの良さにはお褒めの言葉を・・。


●ラー油を買って訪問先のお土産に。


●2軒目の山中油店では、店内の撮影お断りで、ちょっとがっかり。
 でもオリーブ油等、美味しくて健康的な油の食べ方を試食させて頂きました。




2011年6月3日金曜日

スプラウト用の胡麻13種

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●ロイヤルウエディングと同じ日に入籍した姪の裕子ちゃんが晴れて先週結婚式を。
 
 青山の裏道に、こんな隠れ家的な教会と、レストランがあるなんて!と、式場に感激。

 アットホームな結婚式にしては、ビデオ撮影隊、プロのカメラマンの多さにびっくり。

 なんだか、有名人のウエディング中継のよう・・。

 でもさすがプロのカメラマンの動きは、見ていて心地よい。
(でも70人に一度に笑顔になってもらうのは、すごく大変そうでした。)


●お料理はイタリアンのコースで、これはしまエビとカラスミの冷製カッペリーニ。


●結婚式の前日、八尾工場から、胡麻スプラウトの試験用種子が13種類到着。

(久綱課長、またまたお手数かけました。)
早速、日大の松藤先生と島根へ播主試験用に小分けしました。


まじまじと見ると、本当に国によって、胡麻は顔色が違うことに、また感動。


●国産丹波の濃密な漆黒と、西脇のあでやかな金色には、やはり輸入胡麻の10倍の価格を連想してしまう。





●グアテマラと喜界島の白ゴマ、また「まるひめ」も同じ白ゴマでも色合いが微妙に違う。

 グアテマラ産は大粒で比較的色目が揃っている。しかし味はどちらかといえば淡泊な部類に入る。(品種R198)


●喜界島は以前からサトウキビの裏作としてごま栽培が行われていた地域。種子は島種と呼ばれる喜界島で伝わる品種で小粒でくすみがち。



●まるひめ(国産高リグナン種):同じ高リグナン種の「まるえもん」と比べてセサモリンが多い。


●スプラウトに発芽した時のアクテオシドの含量にどんな違いがでるか、楽しみです。