2009年6月28日日曜日

市川のスイーツショップ・モンペリエ


土曜日は、製菓学校で、「菓子製造小売り店の現状」を、城戸鐡夫氏より講義を受ける。

予想はしていましたが、本当に小売業は量販店、コンビニに押されて厳しい現状。
でもその中でも洋菓子は、健闘していて、店舗数は昭和51年からほとんど減少していないのに、販売額は2倍増とか。

でも1店あたり、スタッフ約5人で27,844千円(年間平均)売上というから、よほど、商品に差別性がないと生き残れない業界だと痛感。

先生が店の立地は大切だが、立地に左右されない、商品力のあるお店の例として、市川のモンペリエを紹介してくれたので、早速足を延ばして・・。


●駅の裏通りに面していて、徒歩3分。廻りは閑散としているのに、お店は順番を待っているお客で一杯。

●先生も褒めていた、ギフト用焼き菓子のセレクトコーナー・


●試食ができ、ほんの一口でもくどくなく後を引く美味しさ。

●焼き菓子を同じくらいの品数の生菓子は、どれも本当に綺麗で、ネーミングにパティシエの心意気を感じます。

●ヘルシー志向の「揚げないドーナッツ」でモチモチ感が特徴。




●この日は、レアチーズと、「苺の気持ち」を選びました・・・。

2009年6月20日土曜日

セサミファイバーが鹿児島黒豚の飼料へ



なんだか、最近、熊本、鹿児島が身近になりつつあります。

もちろん、リグナンリッチオイルは熊本で搾油、胡麻若葉は鹿児島産ですが、リグナンオイルは化粧品へという開発が進行中です。

また、韓国のクライアントの顧問、チョイ先生に紹介頂いた方も熊本の乳業メーカーに在籍されていた方で、来週は、熊本へ営業、提案に同行させて頂く予定。

もうひとつ、鹿児島を熱くしているのが、黒豚養豚業のクリエイトファーム様。

この養豚飼料に、リグナンリッチオイルからの脱脂胡麻が飼料の一部として使用されていることを、つい最近
知りました。

HPの「感動創造人集団です」のアピールと会社理念を拝見して、なんだか、深堀社長に近いものを感じます。

イベリコ豚はおろか、黒豚は未体験なので、早速我が家用に、ギフトを頼んでみることにしました。
(本当は、黒豚カレーに食指が動いたのですが、これは、地元の店舗でないと無理のようです)



●→HPはこちらhttp://www.createfarm.com/syouhin/index.html

●このセサミファイバーは、製菓用にも、ぴったり素材で、昨年から胡麻とのブレンドで、試行錯誤中です。
 (昔ながらの「胡麻板」は、外観もインパクトがありますが、胡麻とセサミファイバー50%でカロリー控えめ。)


●もちろん、製菓、製パンにも。


●しまね有機ファームから、播種試験用の写真が。これはポリフェノールの分析用です。
 (古野専務には、ありがとうございます)


2009年6月15日月曜日

久々の和菓子実習、お勧め本「化粧する脳」


終わった! やっと5日の専攻内発表会が終了して、久々に晴れ晴れ気分。

櫻井先生、松藤先生、本当にお世話になりました。
とは言え、当日指摘を頂いた点等宿題が山のようですが、12月の本発表に向けてがんばります。

先週は、久々に実習があり、製菓学校へ。
この日は、季節がら、水牡丹、紫陽花饅頭、黄名粉すはま等。

●和菓子は練り上げの工程が多いのですが、まず基本は、銅鍋洗いから。
しっかり洗わないと、餡に銅臭が付いて、プロの方には歴然とわかるそうです。




●8gの皮で、36gの餡を包む薄皮仕立は、結構難しいです。


●水牡丹の外側のウイロウ生地(外朗)は蒸した後、しっかり練ります。



●中の黄味中割餡は、程よい甘さで、胡麻をいれても良さそう。



●播種試験中の胡麻若葉は、6月6日から、2回目を播きましたがこの暑さで1週間で約1㎝に。
(これは、島根ではなく、自宅のテスト用です)



●発表が終わった開放感から、茂木健一さんの「化粧する脳」を早速購入。(既にもう2版を重ねている)
 化粧や鏡を観ることが快楽物質アドレナリン分泌にも効果的、ってことはやる気の元ってことでしょうか? これからは、家の中の鏡の枚数を増やしたほうがよいかも?



 
 

2009年6月2日火曜日

島根での胡麻若葉の種苗テスト

久々のブログに鼻からお詫びですが、5月は、ブログから更新をする間もないくらい?、精神的にゆとりがない状況でした。

でもこの5日に大学専攻内での論文発表会が終了すると、仕事にまた全力投球できそうです。

こんな状況でも、試験栽培をして頂いている島根の胡麻若葉は、順調に成長している様子でこちらもほっと安心。
今日は島根から、約1月半たった胡麻若葉の写真が届きました。
※1枚目は、自宅のベランダで栽培中の胡麻若葉です。





●胡麻は、温度条件で成長のスピートが変わる植物で、13℃以下にならないよう、連日島根では、温度と水管理をしてくれています。

島根有機ファームの古野専務の話では、6月20日頃から、若葉のサンプリングができる予定とのこと。
今回、これを分析して、成長毎のポリフェノール(単離された強い活性成分)の含有量を測定する予定です。


●自宅のベランダの若葉はやっと4センチ程度に。若葉も2枚から6枚になりました。

20日過ぎのIfia(展示会)では、ゴマフェノン(リグナンリッチオイルのOEM原料)を展示して頂いていました。 この週は、東京でも新型インフルエンザが確認され、マスク姿の応対が目立ちました。




●長野は、来週からジャンボリーキの収穫で、今週、ジャャンボリーキの花芽が届きました。
 長田社長、連日、炒めて美味しく頂きます。!


●溜池のS社様に訪問するときに、いつも近道で利用するのが、ホテルオークラの抜け道。
 ピエールエルメのケーキは、見るだけでも元気がもらえます。