2008年12月25日木曜日

韓国でイソフラボン原料がトクホを取得



7月に深堀社長も訪問した韓国のクライアントがやっと、イソフラボン原料でトクホを取得できたため、年末急遽日本へ。
24日は素材メーカーとのミーティングで、韓国のイソフラボン市場のことを伺う。

写真の商品は、日本のフジッコ様の原料でトクホの認可を受けた「楽歩人」という中年女性の骨の健康を訴求した商品。

海外の商品は、ネーミングとデザインが効能をすばり訴求しているものが目立つ。
以前米国で見つけたイチョウ葉のサプリメントは、頭脳のデザインだった。

来年からは約13のトクホを申請した商品が上市されることなると聞き、はたして今回新たにトクホを取得したイソフラボンは売れるのか?ちょっと心配になる。

でも、とにかく約1年がかりでやっと年末に良い知らせを受け、いつになくほっとしたX'masに。






今年は、胡麻を使ったロールケーキをと思い、夜作ったにも関わらず、市販のケーキを買ってきた主人に少し憤慨してしまった。

結局、24日には、市販のケーキを、25日は、「発酵胡麻」とクレープ堂の「摺りたて焙煎胡麻」をフンダンに使用した胡麻ロールを・・。

見た目はともかく、摺りたて胡麻の香り、発酵胡麻の味には満足でした。

2008年12月21日日曜日

パンデミック対策には煎り胡麻も。




ニューフードインダストリーの編集をしている「ヒューマンウイング」の今西氏から、「紀の国屋」の美味しい和菓子を。このお店では「相国最中」が自信作とのことですが、私は栗饅頭にポイント。

今西社長、いつもながら感謝です!。

メールで頂いた「パンデミック対策備蓄資料」に刺激され本格的に食糧リストと備蓄を決意。
(下の備蓄3カ月分の表:ニューフードインダストリー2008.VOL50より)

3週間とも3カ月分とも言われている食糧は、とりあえず日持ちのする乾物、レトルト、缶詰めを二人分3カ月を目安にする。

ガス、電気も断たれることを考慮すると、米、小麦のほか、すぐ食べられる缶詰め、ナッツ類、レトルト類も必須。でもこんな時に、「ゴマ製品」は心強い保存食、早速K単位で和田萬商店にお願いする。

以前、山で遭難したした人がマヨネーズ1本で一か月生存した話やチョコレートで生き延びた話を思い出す。

そうだ、いざとなったら、野菜ジュースと煎りゴマ、ドライフルーツ、煎り大豆、カカオマスをかじってでも生き延びなければならない。

でも、本当に被害が少ないことを心から祈っています。


<我が家のパンデミック備蓄保存食リスト>

■エネルギー源として→発芽玄米、小麦、植物油、胡麻、ナッツ類、砂糖、
■タンパク質の給源として→煎り黒ゴマ、煎り大豆、サバ缶、豆乳
■ミネラル、ビタミンの給源として→胡麻、野菜ジューズ、豆乳、切干大根、サプリメント
■食物繊維類の給源として→野菜ジュース、胡麻、海苔、ワカメ、


2008年12月9日火曜日

季節のフルーツケーキ

先週は、報文の修正に、時間がかかり久々に徹夜になってしまった。

こういう時に限って、お菓子が作りたくなり、季節柄、フルーツケーキを。

これは、自称「ぶらん菓」の中でも一番の自信作で自分でも美味しいと思う貴重な1品。

ラム酒への漬け込みレーズン、フルーツは、1年以上の年代もので、つい最近まで1999年からのものがあった。
砂糖は使用せず、還元麦芽糖、米発酵液と、黒糖を使用するので、GI値は高くない。






今回は、これまの発酵マーガリンをやめて、植物油脂にクリームチーズを添加したところ、期待以上の味に満足。今度は、発酵胡麻、味噌、酒かす等で試してみようと思った。

やっぱり発酵食品は、使い方でお菓子にも意外な味が期待できそう!

ちなみに、発酵胡麻は、胡麻とは言いながら、まったく別の味で、胡麻の香りの名残りがなく、クリームチーズに近い。

2008年11月30日日曜日

セサミファイバーはエコフーズ




いよいよ来年からは、セサミファイバーが展開できそう!

これは、深堀社長の「胡麻関係の思い入れ素材」の1つで、リグナンリッチオイルを搾油した後の、脱脂胡麻。

以前から、「ぶらん菓」でもベーグルや、黒五と焼菓子に使用したものを、表紙に使用させてもらっていますが、現時点では、まだまだ飼料用への用途だけだったのです。

先週は、大坂のお客様で引き合いを頂き社長、ミヤコ化学の岩橋氏、深堀社長と訪問。

お客様曰く、「セサミファイバー」は未使用の利用資源ということで、これを食べることは、エコ活動にもなるし、素材自体は土に戻せば、環境にもやさしい素材とのこと。

確かに、日本は年間 5800万トンの食料を海外からの輸入に頼っていながら、食糧廃棄量は一年に1940万トンも廃棄している。

これは本当にもったいない。

M社様、今回のセサミファイバーの企画、ありがとうございます。ぜひリグナンリッチオイルと合わせて、菓子、製パン、料理に用途を広げてください。




●この日は、午後「カンカの国際シンポジウム」のために近畿大学へ。
 長瀬の商店街を抜けると、大学への正門へ、庶民的な商店街の空気と学内のギャップが雰囲気とのギャップ がなんとも言えない。

 シンポジウムは、カンカ以外にも、茶花の機能性紹介にも興味を覚えました。







2008年11月17日月曜日

胡麻若葉ポリフェノールに強い抗酸化活性


4月から胡麻若葉のポリフェノールの抗酸化性成分について研究をお願いしているのが、日本大学、食品衛生研究室。
10月に抗酸化活性について、非常に興味深い結果がでました。

サンプルは、成分比較も行っている、、桑の葉、ケール、大麦と比較しました。

抗酸化活性の測定には、指標になるフリーラジカルをとれだけポリフェノールが消去する力があるか?を測定する方法で、今回は3つの指標物質で実施しています。

興味深いのは、単純に比較すると、桑の葉が胡麻若葉を上回ります。
ところで、素材がもっているポリフェノール含量と比較すると、同じ重量のポリフェノールの持つ抗酸化性では、胡麻若葉は最も強いことが確認できました。

つまり、胡麻若葉のポリフェノールは少量でも強い活性をもつ、ということが確認されました。

今後は、活性成分について単離、構造決定をする予定です。

※詳細は、改定された「胡麻若葉」パンフを参照ください。
※胡麻若葉を研究して頂いている「食品衛生研究室の松藤寛准教授」が19日の第4回アグリビジネスフォーラムで「ポリフェノール、フラボイドについて」講演をされました。















●当日、日本大学他、玉川大学、東京農大、明治大学、東海大学の産学官連携の成果が、研究発表、 研究シース、商品という形で展示。

お酒、化粧品、菓子、機能性ドリンク、エコビジネスへ応用等、ユニークな商品群にまた刺激を受けました。来年はぜひ、胡麻若葉も。







2008年11月14日金曜日

NYからお菓子だより



NYで働く日本人のメル友が、またお菓子の写真を送ってくれた。

ハロウイーン後、もうx'masのデコレーションが始まっているらしい。
(残念ながら、やや画素数が足りません)

思えば、ちょうど2カ月前、リーマンBの破綻を、午後のメール一番に知らせてくれたのも、彼女でした。

経済に疎い私は、リーマンBって、中堅の証券会社なの?的なノリで、翌日のニュースでやっと世間の温度が
理解できた状態。

東南アジアで建材を扱っている人からは、7年間継続した商品の日本の発注が激減して、日本の様子伺いで電話を頂く。

確かに、この2カ月の変化は、さすがの私も底冷えを感じてきました。


でも、こんな中でもおかげ様で、リグナンリッチオイルの新製品がこの秋発売、スタッフやお世話になっている人達はアグレッシブで元気がよいのが、救いです。

今は、次のために地道に準備をする時期かもしれません。

来年に向けて、胡麻の素材開発にがんばろう!




2008年11月3日月曜日

弦楽器フェアに




いつもは、芸術には縁が薄い私もこの日だけは、アーティスティックな気分に浸れるのが、兄の弦楽器協会の展示会。
いつもながら、異分野の刺激を受ける。

ふとブースの1つで7段階のサイズのヴァイオリンを目にして聞くと1番小さいサイズ(1/16)は2歳児用。
重さは通常の半分。

ヴァイオリンって、ピアノと並んで幼児からの英才教育法「スズキ・メソード」が確立されていてピアノより会員数が多いらしい。

身長に合わせて2年刻みで、大人のサイズになるらしいのです。
義兄に聞いたら、甥っ子もそうだったと言われて、いかに自分の仕事以外のことに興味がなかったかを実感。

それと、価格の安さ(65000円前後)にびっくりしたら、そのメーカーは量産専門で、中国でヴァイオリン職人が大量生産をしている。

技術指導が行き届いているので、ドイツを抜いて今では一位というから、中国パワーは、驚異らしい。

それに、不況になっても、もともと日本ではヴイオリンの購買層自体が多くないので、あまり影響を受けず
海外からの出展メーカも多く展示会も昨年より盛況のようでした。

この日は、入口の飾り花を生け込む母の手伝いもできて、 ここでも芸術点が上がりました。


2008年10月30日木曜日

味,香りは抜群、匂いが消えるニンニク「一球さん」

和田萬商店の「三元弾」にも使用されているジャンボリーキ(無臭ニンニク)は長野県産。

その栽培主の長田社長から久々に連絡を頂く。やっと、今年から新種のニンニクのテスト販売を開始したとか・・。

このニンニクがユニーク!。香り、味はニンニクそのものなのに、食べてから1時間程度で口臭が消えてしまう、まるで

忍者ニンニクというか、エチケットタイプ。しかも直径は3センチくらいで小粒の玉ねぎ級。




ジャンボリーキのサポニンの件が大詰めなことも忘れて、興味津々の私にサンプルを送ってくれた。
(長田社長、感謝です)

このニンニクの出来高の20%くらいが、玉ねぎのように1粒タイプで、10片に分かれていない。
「本当にニンニク?」と半信半疑でさっそく料理に。


電子レンジで1分加熱、立ち込めるニオイは正真正銘のニンニクでした。
晩には、鶏肉とシイタケをスライスニンニクでサンドして蒸し焼きに。




食べ過ぎると、胃から戻ってくる独特のニンニク臭が確かに少ない気がする。

こんなニンニクは、健康のため、というよりカピタン風にスライスをカラッと揚げて豚骨ラーメンにたっぷり振りかけて使うのには持ってこいかも。

でも、450種類もある、ネギ属のどれにあたるのか、さっそく来週は日大にも持参しよう。

2008年10月24日金曜日

黒加倫の抗菌活性




この秋の「食べ物のマイブーム」の一つが黒加倫。
これは、和田萬商店の「黒五」の素材のひとつで、で喉飴に使用されている花梨とは別種の野生種の「黒カシス」

先日、黒五本舗の李部長、谷内社長にお目にかかったときに、例のパンデミック対応素材として、その抗菌活性を伺ってから早速、濃縮液を入手して、菓子や、料理に・・・。

資料によると、風邪インフルエンザ、アデノウイルス等にカシスのもつポリフェノールが、抗菌活性を発揮するらしい。
(詳細は黒五本舗のHPで→)http://kurogohonpo.co.jp/5-1.htm



●日経ヘルス2005年・2にも取り上げられています。

かなり夢中になっているのは、そのあざやかな深紅の色、

ヨーグルトに、ドレッシングへのお酢代わりに、もちろん100%果汁飲料へ、数10倍程度に薄めて使用してもきれいな色はほとんど変わらない。


喉風邪にかかりやすい人には、この濃縮液を試してもらっているので、この冬の彼女達の反響が少し楽しみです。

でもポリフェノールにその作用があるなら胡麻若葉は?と興味です。


2008年10月12日日曜日

パワーストーンと細貝さん



昨年私と同じ時期に、退職、転職をした細貝氏(シーバイオ研究所)が、平井まで来てくれた。
ちょうど上京した深堀社長と、初対面ながら仕事の帰りに3人で・・・。

細貝氏は、オルト在職中に、200人の中から選ばれた生え抜きの新人にも関わらず、みんなの期待も空しく、2年後に昨年までのN社へ転職。

その後、20年もお付き合いをさせて頂いた企画・営業のベテラン。

深堀社長となら、絶対意気投合するはず、と予想どおり、業界のよもやま話、彼が担当していた台湾市場のことなど、話が盛り上がる。



と、ふと目についたのが、直径1センチもある翡翠を20個以上もあしらった腕輪。
(写真、左手首に注目ください)

実は、私は大のパワーストーンマニアで、お世話になった人には、今まで結構、誕生石を組み合わせたパワーストンのストラップを贈った。

でも、彼のパワストーンはサイズがまったく違う。!!

なんでも、奥様のお母様からのものとか。

実は彼は5年前に台湾の女性と結婚、式には旦那と出席させて頂き、彼女の美しさと、異国情緒が漂う結婚式も記憶に新しい。

彼曰く、彼女が両親を大切していることが、すごく新鮮で、心地良い環境を作ってくれているとか・・。
これまで、盆暮れしか実家に戻らないような、親への感謝の薄い?自分を振り返ってみる良い機会になった
、という。

当時、バリバリの現代っ子だった彼からからは、少し想像しがたい言葉(ゴメンサイ)に、えらく感動。
なんだか、そのでっかいパワーストーンが、気持ちを象徴しているようでした。


しかも、今でも営業センスはピカピカで、頭の回転の速さも相変わらず。

旧知の人が、違う環境でも、成長しているのは、本当に嬉しい。

細貝さん、また時々は、総武線沿線同士で時間をとってくださいね。

今度は旦那も引っぱり出します!