6日、母の仕事の関係で草月の展示会へ。
(新宿高島屋~水のかたち風のいろ)
いつもながら、出展されている花とコラボされいてるモノとのコラボには
新しい刺激をうけます。
花とカラフルなボク、金タワシには、?!という感じです。
ギガンジウムは生け花でもよく見かけますが、意外にリーキの
花を生けたものに目がとまりました。
私の研究テーマだったジャンボリーキ(無臭ニンニク様植物・大粒ニラねぎ)もギガンジウムも
アリウム属(ネギ属)のため球形の花は瓜二つ。
●先日TVでも取り上げられたジャンボリーキ中に確認されたカラタビオサイドAというサポニンは
カラビエンスという植物にも含有されています。
このカラタビエンスの花もきれいな球形。
●構造決定のためにサポニンを分取していたときは、カラタビエンスの花とジャンボリーキの花が
瓜二つなのを見つけて、嬉しくなったのを思い出しました。
●ジャンボリーキ中には、カラビオサイドAというサポニン以外にアジノサイドというサポニンを確認し
含量も粉末中に約0.8%含有されていることがわかりまました。
これは通常のニンニクの約2倍に相当します)
(日本食品工学科学会誌 Vol. No.12 ,639-646 (2009 )
●ちにみに、アリウムは一般的にはニンニクを意味するが、花ことばは、
「prosperity(繁栄)」「good
fortune(幸運)」「humility(謙遜)」とのこと。
前向きな花言葉に何故か安心。