2008年10月30日木曜日

味,香りは抜群、匂いが消えるニンニク「一球さん」

和田萬商店の「三元弾」にも使用されているジャンボリーキ(無臭ニンニク)は長野県産。

その栽培主の長田社長から久々に連絡を頂く。やっと、今年から新種のニンニクのテスト販売を開始したとか・・。

このニンニクがユニーク!。香り、味はニンニクそのものなのに、食べてから1時間程度で口臭が消えてしまう、まるで

忍者ニンニクというか、エチケットタイプ。しかも直径は3センチくらいで小粒の玉ねぎ級。




ジャンボリーキのサポニンの件が大詰めなことも忘れて、興味津々の私にサンプルを送ってくれた。
(長田社長、感謝です)

このニンニクの出来高の20%くらいが、玉ねぎのように1粒タイプで、10片に分かれていない。
「本当にニンニク?」と半信半疑でさっそく料理に。


電子レンジで1分加熱、立ち込めるニオイは正真正銘のニンニクでした。
晩には、鶏肉とシイタケをスライスニンニクでサンドして蒸し焼きに。




食べ過ぎると、胃から戻ってくる独特のニンニク臭が確かに少ない気がする。

こんなニンニクは、健康のため、というよりカピタン風にスライスをカラッと揚げて豚骨ラーメンにたっぷり振りかけて使うのには持ってこいかも。

でも、450種類もある、ネギ属のどれにあたるのか、さっそく来週は日大にも持参しよう。

2008年10月24日金曜日

黒加倫の抗菌活性




この秋の「食べ物のマイブーム」の一つが黒加倫。
これは、和田萬商店の「黒五」の素材のひとつで、で喉飴に使用されている花梨とは別種の野生種の「黒カシス」

先日、黒五本舗の李部長、谷内社長にお目にかかったときに、例のパンデミック対応素材として、その抗菌活性を伺ってから早速、濃縮液を入手して、菓子や、料理に・・・。

資料によると、風邪インフルエンザ、アデノウイルス等にカシスのもつポリフェノールが、抗菌活性を発揮するらしい。
(詳細は黒五本舗のHPで→)http://kurogohonpo.co.jp/5-1.htm



●日経ヘルス2005年・2にも取り上げられています。

かなり夢中になっているのは、そのあざやかな深紅の色、

ヨーグルトに、ドレッシングへのお酢代わりに、もちろん100%果汁飲料へ、数10倍程度に薄めて使用してもきれいな色はほとんど変わらない。


喉風邪にかかりやすい人には、この濃縮液を試してもらっているので、この冬の彼女達の反響が少し楽しみです。

でもポリフェノールにその作用があるなら胡麻若葉は?と興味です。


2008年10月12日日曜日

パワーストーンと細貝さん



昨年私と同じ時期に、退職、転職をした細貝氏(シーバイオ研究所)が、平井まで来てくれた。
ちょうど上京した深堀社長と、初対面ながら仕事の帰りに3人で・・・。

細貝氏は、オルト在職中に、200人の中から選ばれた生え抜きの新人にも関わらず、みんなの期待も空しく、2年後に昨年までのN社へ転職。

その後、20年もお付き合いをさせて頂いた企画・営業のベテラン。

深堀社長となら、絶対意気投合するはず、と予想どおり、業界のよもやま話、彼が担当していた台湾市場のことなど、話が盛り上がる。



と、ふと目についたのが、直径1センチもある翡翠を20個以上もあしらった腕輪。
(写真、左手首に注目ください)

実は、私は大のパワーストーンマニアで、お世話になった人には、今まで結構、誕生石を組み合わせたパワーストンのストラップを贈った。

でも、彼のパワストーンはサイズがまったく違う。!!

なんでも、奥様のお母様からのものとか。

実は彼は5年前に台湾の女性と結婚、式には旦那と出席させて頂き、彼女の美しさと、異国情緒が漂う結婚式も記憶に新しい。

彼曰く、彼女が両親を大切していることが、すごく新鮮で、心地良い環境を作ってくれているとか・・。
これまで、盆暮れしか実家に戻らないような、親への感謝の薄い?自分を振り返ってみる良い機会になった
、という。

当時、バリバリの現代っ子だった彼からからは、少し想像しがたい言葉(ゴメンサイ)に、えらく感動。
なんだか、そのでっかいパワーストーンが、気持ちを象徴しているようでした。


しかも、今でも営業センスはピカピカで、頭の回転の速さも相変わらず。

旧知の人が、違う環境でも、成長しているのは、本当に嬉しい。

細貝さん、また時々は、総武線沿線同士で時間をとってくださいね。

今度は旦那も引っぱり出します!




2008年10月9日木曜日

和田萬商店の人々

  (2年前に和田萬商店前で)

この日は、朝一番の、岐阜の営業先から、午後、2年ぶりに大坂の和田萬商店へ。

以前から久綱工場長より提案のあった「わだまんサイエンス」と親会社とのミーティングがやっと実現。


岐阜のお土産は、悩んだ割には、平凡な「枝豆菓子」に落ち着く(ウナギパイは避けたかった)


ミーティング前に、和田専務が、スタッフを紹介してくれ、いつも片思いの清水さん、通販担当の山口さんにも初めてお目にかかれて感激!

初回は、出荷数量が増えつつある「リグナンリッチオイル」と「胡麻若葉」の品質と社内業務対応について。


最近、八尾工場、本店、京都の「Wサイエンス」の間を、メールが飛び交う毎日。でも、やっぱり工場長がいわれるように、顔合わせをしながらの話し合いは、お互いの距離感がぐーんと近くなります。
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                (左:菅埼さんと右:山田さん)

胡麻若葉の展開には、「Jタカダへ売り込んでこい!」と専務が深堀社長にハッパをかける場面も。
和田萬商店の営業の松岡チームリーダーも参加してくれ、盛り上がりました。


帰りは、新大坂まで久綱工場長が車で送ってくれ、車中で胡麻について、御教示を・・。

胡麻1本から胡麻種実が2gしか採れない、リグナン胡麻を実際数えてみたこと、トルコの栽培面積等々
とめどなく胡麻のレクチャーは続く。

20分足らずのドライブで残念、東京まで送ってくれたら、本一冊分くらいにはなるのでしょうか?

最後に「これから、2社でタッグを組んでいかないと・・・」というありがたいお言葉が心に残りました。

本当に和田専務、久綱工場、本社の皆様、お世話になりました。

新参ものですが、120年の「のれん」を汚さないよう、胡麻道に精進します!


2008年10月5日日曜日

寿徳庵の空港限定「弁当」に国産胡麻が採用

マリオン(映画館)からも最近足が遠くなったと、思いつつ姉の誕生日用の買い物で、久々に有楽町阪急へ立ち寄る。

香水フェチの彼女には、毎年希望の香水が定番で、自分用には選ばないブランドものだな、と思いつつ、希望の新作グッチバイグッチを・・。

自称、「職人の妻」の姉は家族への気遣いも繊細。

今回はサンプルの香りで、家族全員のポイントが高かったオードトワレで、シプレー・フローラルノートとか。

(店員の方に説明を受けると、スパイダーリリー、オレンジプロッサム、ティアラフローラルをベースにしてパチュリが配合された大人の香りとか。

シブレーフローラルというのがそもそも、キプロス島に漂う「コケ」をイメージした香りというから想像がつかない)




私はやっぱり香水よりはスイーツと、ちょうど関西の三都美味物語のコーナーにひきつけられてしまう。
中でも 「パティシエ・オカダの1㎝チーズスフレ」はインパクトのある「1」のデザインが目を引く。

「八尾が本店です」の説明を受けているうちに、なんと最近、和田萬商店の国産胡麻を問い合わせして下さったわかりびっくり。

(八尾と言えば和田萬商店の工場がある場所。実は八尾では有名なスイーツショップとのこと。)

グループ企業の「寿徳庵」で羽田空港限定の国産原料使用のおこわ、お弁当用にこれから使用して頂けるとのこと、この日売場に立たれていたのは、岡田専務様。http://www.jutokuan.com/

(やっぱり説明はちゃんと聞くものだと、ちょっと感激)






1センチチーズスフレも、中心部が狂おしく美味しかった!
量が少ないのでちょうどいい。

2008年9月28日日曜日

絶版の「胡麻の謎」

最近の胡麻への私自身の興味は、リグナンの機能性より胡麻のその食暦へ・・。

ニンニクに負けず食暦の長い、胡麻が、スパイス、ケーキ、儀式にどのように使用されていたか?という点。

さらに、アロマテラピーとしての効果への興味はつきません。

ギリシャ、ローマ、中国、もちろん日本でもその食効を記す履歴はたくさんあるのに、実際に1日にどのくらい食べられていたのか?という具体的な数値を見つけるのがられない意外に難しい。

これが判ると実際に摂られていたリグナン量が逆算でき、食効が期待された量も目安がつきます。

ただ、摂取量は別としても、「胡麻ストーリー」を見つけるのに、事欠かないタネ本を最近図書館で見つけました。
9年前に出版されて既に絶版になっている「胡麻の謎」です。




メソポタミアでは、人類創世記以前に、神様がゴマの酒を愛飲していた、
ガンダーラの仏像は、ゴマ油を整髪料に使用していた等々、すぐ商品とリンクできそうな「ゴマの逸話」が満載。

菓子としては、ローマもギリシャも胡麻の蜂蜜の組み合わせが一番ポピュラーとか・・。

これを読んで、すぐ連想したのが和田萬商店の「胡麻の秘密」と白玉屋新三郎の「胡麻蜜」。

特に「胡麻の秘密」は深堀社長が韓国出張時にお土産に持参したところ、早速商品の引き合いを頂いたほどの絶品。

しかも、世界初の「胡麻蜂蜜」とのブレンドはローマ時代でも食されてないはず・・・。

クレープにも黒五ペーストとメープルシロップが使用されていますが、やっぱりゴマペーストには蜂蜜類との組み合わせが王道なんでしょうね。
(1:1が黄金比と言われています)

2008年9月20日土曜日

パンデミック対策

先週から、かなりの頻度で入ってきた言葉が「パンデミック」「新型鳥インフルエンザ」。
ここ半年間、日大のテーマ素材と胡麻リグナンに集中していたら、こんな重要な社会問題からも疎くなっていた自分に唖然とした次第。(むしろ、地球規模の緊急問題)

パンデミック情報を切々を説明してくれた鍼灸の先生は、既に「パンデミック対策グッヅ」なるものや、物資が途絶える3カ月分の水、食料を既に準備中とか。



もっと具体性が増して、身近になったのは、黒五本舗の谷内社長からの情報。

既に、ここでは、自社の黒カリン原料で、抗ウイルス性効果を確認し、大学と共同で「抗インフルエンザ対策商品」、キャンデー、飲料等の開発を計画中とのこと。

確かにワクチンが当面2000人分しか確保されてない、とすると自分の身は自分で守るしかないのは事実。
頼みの綱は、自分の免疫力と、抗菌グッヅかもしれません。

ビジネスチャンスは、さておき、早速、自分用に日本茶で抗菌スプレーを作りました。



★秋葉原の駅ホームの自販機で販売されている「パンの缶詰」も緊急食糧にはよいかもしれません。

★9月19日毎日新聞より

新型インフルエンザ:ワクチン接種、医師ら来年度から 97業種5段階に分け ◇政府が試案公表
 政府は18日、新型インフルエンザに備えたプレパンデミック(大流行前)ワクチンを接種する対象者の試案を公表した。対象は97業種の従事者で、優先順位で5段階に分類。総数は推計1000万~1500万人で、最も優先度の高い医師や救急隊員ら100万~200万人は来年度から接種を始める。政府は国民から意見募集してさらに試案を示し、年度内の確定を目指す。
 プレパンデミックワクチンは世界的に流行している高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)のウイルスから作り、新型インフルエンザを予防できる可能性がある。国は現在2000万人分を備蓄、ガイドラインで「医療従事者と社会機能維持者に接種する」としているものの、詳細は決まっていなかった。

2008年9月11日木曜日

櫻井教授と「胡麻屋くれぇぷ堂」へ

京都での学会終了後、櫻井教授、和田専務、深堀社長達と「胡麻屋くれぇぷ堂」へ。



ここは私も始めてですが、話題の商店街とのこと。

滋賀の1号店とは違って、確かに「和のテースト」が感じられます。

宮内シェフが、目の前で「こちらがミルキーラップになります」と見せてくれるのも、新鮮。
思わず、和田専務も「これって新しい、やり方?」

深堀社長がその場で擦ってくれた金ゴマは予想以上の香りで感動的!それに、胡麻若葉のドリンクは「抹茶」のやや苦いバージョンのようでクレープともぴったり。

櫻井教授は、クレープは始めてとかで、写真のような、満面の笑みを頂きました。





2008年9月7日日曜日

京都「志る幸」で櫻井教授と深堀社長、和田専務と





















今年の日食科工の学会は京都大学で開催されました。

運よく、発表の前日6日の午後は座長を済ませた櫻井教授に、深堀社長、和田専務との初顔合わせをして頂くことができました。

深堀社長、教授ともども「HPの写真どおりの笑顔で・・」の言葉に、場も和み、教授のピーナッツ、ワサビ等の研究の話、今回委託研究をお願いしている胡麻若葉の話への盛り上がりました。

実は、この会席の場所は、30年以上も前に、グルメの両親に連れられて来た老舗の「志る幸」。

「利休弁当」を食べたときと変わらない店構えに懐かしさと、新しい出会いに感激一杯の京都でした。

(翌日の発表後には、教授にも、OKサインを頂き、また今年も長い夏が終わりました。)




2008年9月3日水曜日

青山社長と免疫ミルク


















   久々にオルトの青山社長に渋谷でお目にかかれる機会を.
10数年前に取り組んだ,免疫ミルクの事業が,いよいよ組織販売の形で実現とのこと.
9月1日免疫ミルクの新商品「サステナ スターリ」として発売されました.

商品のグレードアップもさることながら,社長のベンチャー精神には,いつもながら元気をいただけます.


業界だけでなく,日本全体がちょっとネガティブな思考になっているのに,
「もともとベンチャーだから,怖いものなし,今は粘ったもの勝ち!」という言葉には勇気づけられます.

名古屋出身の社長と深堀社長には,なぜか同じオーラを感じます.
この日は,お昼にオルドの近くの「青柿」で和食を.

※写真は、1994年のオハイオ州のスターミルク研究所での青山社長。




2008年8月29日金曜日

ジャンボリーキのサポニン紛失

今週は、日大でちょっとした事件が。

来週のNMRでの試験を前に、夕方ジャンボリーキ班と溶解試験をしようとしたところ、7月に単離したはずのサポニンがない!

-80℃、-20℃の保管庫を震えながら探し回っても無い!。
正直、寒さではなく、足が震えて目の前が真っ暗に。


今回のジャンボリーキからのサポニンの単離には2カ月かかっているのに・・・。












学生と一緒に櫻井教授まで加わってくれても見つからず、夕方、仕方なく帰リかけた車中に、学生から「みつかりました」の電話が。

一挙に疲れが吹き飛んでしまいました。




先週訪問したときにs製薬の社長が言われてた「失って初めてわかる幸せ」は、こんな時の気持ちかもしれない、と思わされた一瞬でした。(s製薬で拝見した「6つの精進」も印象的でした)

でも、ジャンボリーキ班のSさん、Tさん、遅くまで探してくれてありがとう。

今度こそ、構造決定ができるよう、またがんばりましょう。

2008年8月24日日曜日

コールドストーン・石板アイス


先週、社長、ミヤコ化学の岩橋氏と名古屋出張中に、夏場のクレープショップの話で、アイスクリームが話題に。

ホカホカのクレープに中がフルーツアイスだったら?等々の話をしていたら無償に食べたくなって、東京駅からコールドストーンへ。

-9°の石版の上でフルーツ、ナッツ、クッキー、チーズ、アイスクリーム等をミックスする製法は、まるでお好み焼きのアイスデザート番。

新宿店は初めてで、先週の「かりんとう」と同様長蛇の列へ。

でも今回は作っているアイスをまじかに見ているとどんな味になるのか期待が高まって、これって逆に効果的じゃないですか!

それに、歌のサービスもあるし・・・。(この日は、5回も聞けました)

スタッフの笑顔、接客マナーは「にこにこ、ピカピカ、きびきび」そのもの。
(これは、この日訪問したs製薬の社訓のひとつでした。)



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2008年8月16日土曜日

車屋で引っ越し慰労会と行列の「かりんとう」

8月から晴れて実家は新居に引っ越しができ、久々に家族で慰労会を車屋で。
ここは、20年以上も母が花の生け込をさせて頂いているため、この年で親の顔を借りることに。

でも和食懐石コースは目にも美味しくて満足。






この席でも話題になったのが、東京駅のグランスタhttp://gransta.jp/about/index.html
話題のエキナカで、総菜、スイーツ、雑貨ショップが並ぶ地下モールで、通り抜けるだけでも目移りする。


中でも銀の鈴前のかりんとう専門店の行例「日本橋錦豊琳」は、ちょっと気になる。
看板も「行列の最後部は銀の鈴前です」と行列も2段構え。


姉、母も知っているくらいならと、早速帰りに東京駅へ。

「40分待ち」の看板に、ちょっと躊躇したが、待つこと20分ほどでお店の前に。
前後の人から、これで3回目とか4回目とかの声で期待が膨らむ。

この日は、お土産用と自家用に12袋(一人15袋限定)購入する。

かりん糖と言えば、黒糖こってり、駄菓子の割に重量感のある味のイメージとは違い、「ネギ味噌」「そば」は軽いスナックのようで、後を引くし、美味しい。

でも、なんであんなに行列?

やっぱり味に関しては、和田専務に評価を頂こう!