2008年8月29日金曜日

ジャンボリーキのサポニン紛失

今週は、日大でちょっとした事件が。

来週のNMRでの試験を前に、夕方ジャンボリーキ班と溶解試験をしようとしたところ、7月に単離したはずのサポニンがない!

-80℃、-20℃の保管庫を震えながら探し回っても無い!。
正直、寒さではなく、足が震えて目の前が真っ暗に。


今回のジャンボリーキからのサポニンの単離には2カ月かかっているのに・・・。












学生と一緒に櫻井教授まで加わってくれても見つからず、夕方、仕方なく帰リかけた車中に、学生から「みつかりました」の電話が。

一挙に疲れが吹き飛んでしまいました。




先週訪問したときにs製薬の社長が言われてた「失って初めてわかる幸せ」は、こんな時の気持ちかもしれない、と思わされた一瞬でした。(s製薬で拝見した「6つの精進」も印象的でした)

でも、ジャンボリーキ班のSさん、Tさん、遅くまで探してくれてありがとう。

今度こそ、構造決定ができるよう、またがんばりましょう。