2008年11月30日日曜日

セサミファイバーはエコフーズ




いよいよ来年からは、セサミファイバーが展開できそう!

これは、深堀社長の「胡麻関係の思い入れ素材」の1つで、リグナンリッチオイルを搾油した後の、脱脂胡麻。

以前から、「ぶらん菓」でもベーグルや、黒五と焼菓子に使用したものを、表紙に使用させてもらっていますが、現時点では、まだまだ飼料用への用途だけだったのです。

先週は、大坂のお客様で引き合いを頂き社長、ミヤコ化学の岩橋氏、深堀社長と訪問。

お客様曰く、「セサミファイバー」は未使用の利用資源ということで、これを食べることは、エコ活動にもなるし、素材自体は土に戻せば、環境にもやさしい素材とのこと。

確かに、日本は年間 5800万トンの食料を海外からの輸入に頼っていながら、食糧廃棄量は一年に1940万トンも廃棄している。

これは本当にもったいない。

M社様、今回のセサミファイバーの企画、ありがとうございます。ぜひリグナンリッチオイルと合わせて、菓子、製パン、料理に用途を広げてください。




●この日は、午後「カンカの国際シンポジウム」のために近畿大学へ。
 長瀬の商店街を抜けると、大学への正門へ、庶民的な商店街の空気と学内のギャップが雰囲気とのギャップ がなんとも言えない。

 シンポジウムは、カンカ以外にも、茶花の機能性紹介にも興味を覚えました。







2008年11月17日月曜日

胡麻若葉ポリフェノールに強い抗酸化活性


4月から胡麻若葉のポリフェノールの抗酸化性成分について研究をお願いしているのが、日本大学、食品衛生研究室。
10月に抗酸化活性について、非常に興味深い結果がでました。

サンプルは、成分比較も行っている、、桑の葉、ケール、大麦と比較しました。

抗酸化活性の測定には、指標になるフリーラジカルをとれだけポリフェノールが消去する力があるか?を測定する方法で、今回は3つの指標物質で実施しています。

興味深いのは、単純に比較すると、桑の葉が胡麻若葉を上回ります。
ところで、素材がもっているポリフェノール含量と比較すると、同じ重量のポリフェノールの持つ抗酸化性では、胡麻若葉は最も強いことが確認できました。

つまり、胡麻若葉のポリフェノールは少量でも強い活性をもつ、ということが確認されました。

今後は、活性成分について単離、構造決定をする予定です。

※詳細は、改定された「胡麻若葉」パンフを参照ください。
※胡麻若葉を研究して頂いている「食品衛生研究室の松藤寛准教授」が19日の第4回アグリビジネスフォーラムで「ポリフェノール、フラボイドについて」講演をされました。















●当日、日本大学他、玉川大学、東京農大、明治大学、東海大学の産学官連携の成果が、研究発表、 研究シース、商品という形で展示。

お酒、化粧品、菓子、機能性ドリンク、エコビジネスへ応用等、ユニークな商品群にまた刺激を受けました。来年はぜひ、胡麻若葉も。







2008年11月14日金曜日

NYからお菓子だより



NYで働く日本人のメル友が、またお菓子の写真を送ってくれた。

ハロウイーン後、もうx'masのデコレーションが始まっているらしい。
(残念ながら、やや画素数が足りません)

思えば、ちょうど2カ月前、リーマンBの破綻を、午後のメール一番に知らせてくれたのも、彼女でした。

経済に疎い私は、リーマンBって、中堅の証券会社なの?的なノリで、翌日のニュースでやっと世間の温度が
理解できた状態。

東南アジアで建材を扱っている人からは、7年間継続した商品の日本の発注が激減して、日本の様子伺いで電話を頂く。

確かに、この2カ月の変化は、さすがの私も底冷えを感じてきました。


でも、こんな中でもおかげ様で、リグナンリッチオイルの新製品がこの秋発売、スタッフやお世話になっている人達はアグレッシブで元気がよいのが、救いです。

今は、次のために地道に準備をする時期かもしれません。

来年に向けて、胡麻の素材開発にがんばろう!




2008年11月3日月曜日

弦楽器フェアに




いつもは、芸術には縁が薄い私もこの日だけは、アーティスティックな気分に浸れるのが、兄の弦楽器協会の展示会。
いつもながら、異分野の刺激を受ける。

ふとブースの1つで7段階のサイズのヴァイオリンを目にして聞くと1番小さいサイズ(1/16)は2歳児用。
重さは通常の半分。

ヴァイオリンって、ピアノと並んで幼児からの英才教育法「スズキ・メソード」が確立されていてピアノより会員数が多いらしい。

身長に合わせて2年刻みで、大人のサイズになるらしいのです。
義兄に聞いたら、甥っ子もそうだったと言われて、いかに自分の仕事以外のことに興味がなかったかを実感。

それと、価格の安さ(65000円前後)にびっくりしたら、そのメーカーは量産専門で、中国でヴァイオリン職人が大量生産をしている。

技術指導が行き届いているので、ドイツを抜いて今では一位というから、中国パワーは、驚異らしい。

それに、不況になっても、もともと日本ではヴイオリンの購買層自体が多くないので、あまり影響を受けず
海外からの出展メーカも多く展示会も昨年より盛況のようでした。

この日は、入口の飾り花を生け込む母の手伝いもできて、 ここでも芸術点が上がりました。