2024年6月22日土曜日

■伝説に終わった「胡麻の伝説」クランチ

 今年になり某社の健康被害の事故の影響を受けてか、機能性表示食品の申請、届出が減少しているという。

機能性表示申請では、昨年苦い経験がある。


某社の景品表示法違反で消費者庁が措置命令を出した商品の、3つの関与成分が使用されており、その1つ「モノグルコシルヘスぺリジン」を添加した胡麻のクランチ。

ちょうど6月に機能性食品の申請が受理されたばかりだった。


2023年の秋から販売という時に、この事件が起き、消費者庁の措置命令を受けてこの成分を使用した商品の販売中もしくは受理を受けたの80数社の企業は届け出の撤回を余儀なくされた。


2年以上も時間をかけ、資料を作成し、3回の届け出の末やっと受理された商品だった。

協力してくれた本社のスタッフにも社長にも申し訳なく、事情を説明したところ、開口一番、深堀社長は「やっぱりうちの会社はついてる!守られている!」の一言。


確かに、発売前で商品の損害もなく、(試作と分析費用程度)消費者への謝罪の必要ない状態だったのは不幸中の幸いだった。

いつも前向きな社長の一言で、救われた気持ちになった。

ただ、本当に「伝説」になってしまった商品。

もう一度商品化にチャレンジをしたい。