2007年10月29日月曜日

ほくほくカボチャの苦い経験ー自家製シュトルーデルとプディング






この数週間、デパ地下、食品売り場は、例年どおり、いたるところで、カボチャを見かける期間です。

でも健康感を伝える野菜としては、カボチャ、ニンジン、ほうれん草は、スイーツでも定番になり、

ブディングも、同様。

でも、私にとっては、10年以上も前ですが、ダイエット商品で缶詰めのカボチャプディング商品化したときの苦い経験を思い出させます。


商品化前の数100kのラインテストで、発売本のスタッフ達、工場の方10数名が立ち会う中、いざフタをあけてみると、プディング状に固まってないのです。
缶詰めの中はドロドロで、もちろん失敗でした。


研究室での試作のイメージは吹っ飛び、一瞬、頭が真っ白になった事をまだ昨日のように思い出させるのです。

その後、製造工程、ゲル化剤の改良で商品化されましたが、私にとっては、忘れられない記憶です。そのときに御世話になった、M社の女性開発担当者のKさんは、結婚式に商品化された、缶詰めのプディングを引き出物にされたそうです。(お元気でしょうか?)

●写真は、自家製のカボチャシュトルーデル風(つぶ餡、サツマイモ入り)とカボチャブディング。(とちらも、砂糖を使用していません)


※シュトルーデルの皮には、ライ麦とすりゴマを。焼きたてより、翌朝の朝食にはピッタリでした。
※冷凍カボチャを使うと簡単ですが、「生のカボチャ」1/4カットは、約5分の電子レンジで柔らかくな
り ます。