2024年1月4日木曜日
最近以前にも増してブロッコリーを毎日食するようになった。
生野菜の高騰で、輸入ものの冷凍野菜に頼らざるえなくなり、それならブロッコリー、というのがその理由。
胡麻とも、ゆで卵ヨーグルトとも相性抜群で、ほぼ毎日西友の冷凍品を100から200g食する毎日。
その健康効果を考えるとカラダへの投資効果はかなり大きいのでは?。
◆ブロッコリーの健康効果
含有しているスルホラファンは発がん物質を細胞外に追い出すメカニズムを発動させ、イソチオシアネートは発がん物質がDNAに付着するのを防ぐと言われている。
またアメリカのタラレー博士らは、カリフラワーやからし菜、芽キャベツなどを含むアブラナ科野菜は、中でも特にがん予防効果が高いとして注目し、同じくアブラナ科野菜であるブロッコリーから、発がん物質を解毒する効果が高い「スルフォラファン」という成分を見つけた。
スルフォラファンは、ブロッコリーの芽生えにとりわけ多く含まれており、タラレー博士らの研究発表を受けて、アメリカではブロッコリースプラウトのブームが起こった。
スルフォラファンは芥子油(カラシユ)(イソチオシアネート)と呼ばれる硫黄化合物の一種。
芥子油はその名の通り辛味成分であり、わさびやだいこんおろしなどの辛味の原因となっている。
芥子油は、通常はブドウ糖が結合した芥子油配糖体(グルコシノレート)という形で蓄えられおり、これ自体に辛味はありません。配糖体を含む野菜はミロシナーゼという分解酵素を持っており、わさびやだいこんをすりおろすと配糖体とミロシナーゼとが混じりあって、配糖体は芥子油になる。
おろしたわさびやだいこんが特に辛いのはこのためで、自然界においては、芥子油は生体防御物質として機能する。
アブラナ科植物が動物や昆虫による食害にあうと、それによって配糖体とミロシナーゼと混じりあって芥子油を生じ、動物や昆虫に食べられるのを防ぐとされている。
<参考資料>
※ニュースウイーク1994年5月4日号
※https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/joho/0707_joho01.html
がん予防成分を多く含む 健康機能野菜の開発に向けてより