2008年1月2日水曜日

老舗の底力(本)






■ 胡麻を使った「スイーツ」の新製品は、いつも気になりますが 和田専務の辛口批評も私にとっては,はずせない、マーケティングのひとつ。

先日、某パティシエの胡麻スイーツをお送りしたところ、後日、「お菓子造りに、知る人ぞしるー鴻の砂糖―」と一緒に、いつもながらの胡麻製品を山のように・・・。(感謝です!)

一緒に同封してくださったのが写真の2冊で、特に「老舗の底力・和田萬商店」の取材内容に感動。
この本は、アンパンから帝国ホテル、眼鏡と食品以外にも123社の老舗・金メダル企業、商店の繁栄、技術革新等々をまとめたもの。

和田萬商店のプロフィールとしては、
● 一乾物商店だった昭和21年頃、三代目,栄三氏により、事業を胡麻に特化した、
● 胡麻の中でも、買い叩かれない高価格の「金胡麻」に搾って差別化を図る
● グルメのブームの追い風を受けて、市場に定着し、企業を支えてきた、

等を非常にドラマチックに紹介。

本当に不勉強ながら、親会社、先代の先見性と決断力には感動。!
やっぱり、企業の独自のカラーを出すには、素材と、それを生かせるタイミングが大切なんですね。

でも、わだまんサイエンスのリグナンリッチオイルも、親会社のサクセスストーリーにあやかりたいと痛感、決意をあらたにしました。

グルメにヘルシーブーム、増加する高齢者の小さい胃袋は、必ず「機能性胡麻」を受け入れる!と信じているのですが・・・。

今年も、ひたすら「リグナン、リグナン」で市場の声を伺っていきます。

元旦は、まさに雲ひとつなく空気が澄んでいた所為か、平井から富士山、がくっきりと。
豆餅にはもちろん、金胡麻を。