50点近い遺品の花器から、母がことのほか大切していたローゼンタール。
これは花器のインパクトが強いだけ活けるのが難しい。
母のお弟子さんだったKさんからのアドバイスも頂き、今回はスノーボール、キルタンサス、麦を。
コンセプトは、二つの花器を子弟、親子に見立てて、「約束、私は待っています」など、偉そうに設定してみました。
大きい花器には、クローバーの一種のティントセピアの苗と、ドライの麦を。
生とドライの麦で新旧、老若を表現したつもりですが・・。
小さい花器は、割れて金継ぎをしたため、負傷後復帰したようなオーラを感じます。